地域再生のリーダー安田隆夫さんについて

有名大学を卒業して、そのまま東京で就職していた安田隆夫さんは、数年前に親の介護のため地元に戻ってこられました。
長年ふるさとを離れていたせいもあってか、地元の廃れようはかなりショックのようでした。
近くにあったガソリンスタンドやスーパーも閉店して、高齢者のライフラインもない現状を見て、これではいけないと市役所に何度も足を運んだようです。
市町村合併の弊害もあって、頼りにする地元の議員はひとりもいません。
安田隆夫さんは過疎地域は切り捨て同然だと憤慨していましたが、どうすることも出来ないのです。
そこで、休耕田を利用して、何か自分たちでやってみようといって会を立ち上げました。
数少ない地域の若者を失業させてはいけないと、賛同者が会社を辞めずに、地域再生事業が出来るように会合の時間を夜に設定したり、進み具合を書類にまとめたりしました。
始めは遠巻きに見ていた人たちも彼の熱心さを噂に聞いてか、会合に出席する人が増えてきたのです。
地域再生は失敗するリスクも大きいので、各個人に負担をしいることのないようにと配慮した姿勢がかえってみんなの心を引き付けたようです。